二〇一八年 二月五日(月)ホロン俳句会レポート
立春の翌日なので、「もう春ですね」のご挨拶が飛びかう句会でした。
バレンタイン前ということもあり、チーズパイケーキ、ウィーンや宝塚歌劇のチョコレートなど、おやつがバリケードの様に並ぶおいしい嬉しい女子句会となりました。
来春のパリツアーのお誘いも楽しみな芸達者なメンバーならではの俳句会でした。
先生の俳句
叡子
和服着て二月礼者の面持ちで
レビュー観てバレンタインチョコを買ふ
受講生の俳句
研子
〇鳴き声のちょっとおかしい春の猫
だんだんと色を明かして梅の花
◎窓ごしの日差しに気づく春隣
昼になほ薄氷残る景色かな
紫
〇寒明けの句会に着物あでやかに
やや早く飾る計画おひなさま
如月の武庫川の風邪なほ尖り
愛子
バレンタインチョコをつまんで女子句会
〇立春の誘ひ魅惑のパリ旅行
頑張り屋春の風邪さへ句にせんと
茜
父囲む病室の窓春うらら
招かれて炉の前なりし鏡餅
〇風花や橋を越えゆく奥の院
純子
パリ公演めざし恵子の春立つ日
〇寒開けて和服で向かふ句会かな
葉子
〇吟行は観劇かしら春の旅
〇熱出て一人ぼつちの春の風邪
春らしき彩合ひにして召す和服
みや子
何となく立春過ぎてわくわくす
〇春ですね二月の句座の合言葉
〇立春の句会の手土産チョコレート
節分の夜やかぞえ居る年の豆
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