NLPを学んだ方々が、観察力アップと
五感を磨く場としてスタートしたホロン俳句会。
俳句に親しむうちに、自然と上質な人生に導かれて来たように思います。
それぞれの俳句と俳句への想いがめっちゃ素敵に載っています。
表紙は、鳥獣戯画模写体験の講師でもある長谷川透先生の書き下ろし。
初代講師だった母の俳句作品や、母の師の高浜虚子の珍しい写真も色々掲載しています。
今月は久しぶりにホロンPBIスタッフだった越智さんがご参加でとても嬉しい句会になりました。
俳句を続けていくことで、自分の人生の軌跡もわかってくるのも素敵です。
金藏院葉子俳句
ジャズライブ立夏の夜の余韻かな
新緑の伊勢や奉納能舞台
ペン置きてしばし新茶の時間かな
越智良子
◯熊蜂に遠慮してゐる昼散歩
藤の花香り纏いて昼散歩
一つ傘身を寄せ合ひて藤の雨
佐本恵子
豆ご飯炊きし匂ひの風に乗り
天に向け文字摺草の昇り行く
竹藪の筍掘るや細くとも
藤木紫
蒼天や裸の子らの海辺かな
美しき傘寿の集ひ袷着て
浅羽博
葉桜やたなびく風の心地よき
◯青芝の声援響くレース場
大空夢湧子
石楠花のバンクーバーに再会す
我が庭に咲き誇りたる紅き薔薇
新緑や山並み向きてスクワット
名定春風
ビール手に人並み抜けて野外ジャズ
◯夏来る野草それぞれ秘めし美を
◯帆柱の先に飛行機夏来たる
大亦祐子
◯立哨の背筋真っ直ぐ夏に入る
◯筍の煮ても焼いても嫌いとは
◯生え初むる乳歯の白さ夏に入る
上田愛子
◯持ち寄りの御馳走並べ母の日に
◯初夏の日に届きし句集優雅なる
◯次々と咲きし喜び初夏の薔薇
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