
春爛漫のいい時期、東西の桜餅違いや
平安時代からある椿餅など
花より団子の話題も楽しかったです。
春はやはり桜が咲くのを見るのが
楽しみですね。
桜を見ると
なんとなく嬉しくなってしまうのは
不思議な気がいたします。
また、寺尾さんのお嬢様のご結婚
誠におめでとうございます。
それぞれにこれから新たなスタートが
始まっていく時でもあります。
自分の置かれている状況が
望む状態であれ
またそうでない状況であれ
俳句を詠むことで
新たな発見や可能性が開いていくのも
俳句の面白いところです。
金藏院葉子の俳句
なんとなくある春愁といふ重さ
美し手の迷ふ草餅桜餅
春の日に解きほぐしたき思ひかな
花吹雪思いきりよく風を舞う 夢湧子
春宵や歴史談義に時忘れ
◯夜桜やいにしえ偲ぶ京の宿
空をまで染めゆく吉野山桜 春風
様々な人種行き交う花小径
ベンチより海を見渡す花の丘
川堤桜の花の風に舞う 恵子
茶の香り弾む話や桜餅
◯行く春を惜しみて歩く川堤
春の花の力強さや背を押され 由華
◯春眠す句を浮かべつつうとうと
◯うたたねの母を起こして花見かな 心華
リュックより出して分けたる桜餅
麗らかや誓いの言葉輝きぬ
◎春愁やシャガールブルー満つる夜 祐子
◯指先の甘き香りや桜餅
愛し子へ一つ多めに桜餅
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