老木に宿る若さの花であり 葉子
俳句では、桜のことを花と言います。
老いた桜が、瑞々しく花を咲かせて、
樹齢に負けず元気な様子を詠んだ句です。
この俳句を作ったときには
何気なく桜を詠んだだけでしたが、
今年は老木が花を咲かせるエネルギーの
その強い力と意志に強く共感しています。
老木を他人事と見ていたのが
自分事になったということですね。
いつまでも若く元気でいたいけど、
何処か年齢を実感する。
パリの旅の疲れもあるのかもしれませんが
生きていける間は元気で花を咲かせていきたいです。
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