二〇一八年 十二月三日(月)ホロン俳句レポート
初参加の丸井氏を迎え、純子さんのおみやげの「このの」製パンを1人一個頂き、近況報告で盛り上がりました。
ご結婚直後の茜さんの明るい笑顔に癒されます。また、毎年恒例の俳句カレンダーも無事配布できて来年がますますハッピーでありますようにと願いました。
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先生の俳句
叡子
はんなりと聖夜の誘ひ配らるる
御火焚に加ってゐる異国人
参加者の俳句
新暦端だけそっとめくりたる 純子
光芒や祝詞響きし冬の朝
〇誰が哭くと足止め聴けば鹿の声
〇新しき友を誘ひて納め句座
静寂に鹿の鳴き声聴きとめし 保千代
〇一年の厄を煙に護摩火焚
拝殿に冬の朝光一筋に
聖夜なる電飾青き御堂筋
冬日さす神社の森の静かかな 昭幸
夜神楽や神に感謝の歌と舞
〇大晦日お伊勢参りでしめくくる 亜沙子
熱燗と風呂で潤ふ我が心
〇消えさうな音の聞える朝時雨 研子
〇色を増し散りゆく桜紅葉かな
道端の落葉の色の鮮やかさ
遠くより聞こえて来たる鹿の声 紫
苔を置く瓶へ注ぎし秋の水 茜
〇手袋の先に届かぬ小さき手
息白く1人暮らしの目覚めかな
寄せ植ゑの苔の幾種や冬日向 葉子
〇庭園の鉄のオブジェや冬ざれて
納句座パンとお茶とのおもてなし
〇冬の朝春日大社の静寂かな
新しき仲間加はり納め句座 みや子
わが膝に来て眠りたる冬の猫
〇新妻の心を奪ふ年の暮
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