あっという間に
夏至を迎える頃になって
慌ただしい毎日の中ですが
こんな時こそ、俳句で頭の切替を!
できたばかりの新しい俳句集が
あちこちで好評なのも嬉しいです。
人生で大事なことって、
今ここを愉しむこと。
俳句会でお互いの作品を鑑賞することで
自分の世界を超えたより大きなものに触れることができます
俳句に携わる事は、人生に豊かさをもたらします。
金藏院葉子の俳句
雲の生れ消えてゆく間の籐寝椅子
初夏やインド音楽インドティー
カフェ薄暑昔ながらのオムライス
上田愛子
◯六月や叶えたきこと三つ四つ
◯万緑に包まれてゐる平和かな
◯薄曇にはしとやかに額の花
大亦祐子
◯万緑や吾子の心音愛おしく
◯夏服の一団風と共に去り
隠し絵のごとき青梅たわわなる
名定春風
◯海峡の帆船目指しヨット繰る
万緑の濃き淡き道疾走す
鳥の来て僅かに成りし枇杷落ちて
佐本恵子
天仰ぎ豊作願ひ植へし苗
賑やかに巣立ち間近の燕の子
◯青梅や毎日覗く甕の中
大空夢湧子
◯万緑の静けさにゐて瞑想す
◯万緑や妙高山の峨々として
風薫る足裏の芝生瑞々し
浅羽博
形代を受け付けますと神社より
まだかいな梅雨に入るのまだかいな
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