二〇一八年 月十四日(月)ホロン俳句会レポート

 

  

 五月は変則的な日程ということもあり、参加者全七人のこじんまりとした俳句会となりました。

「木下闇」など初夏らしい季題についての解説を受けたり、知らない日本語がまだまだたくさんあるなあと感嘆します。

 次回六月四日は、金蔵院の三十五回目の結婚記念日なのでおやつがんばります!お楽しみに!

 

 

 

  先生の俳句                          

                               叡子

   一人づつ語る近況マンゴ食む

   習ひたる着付け褒められ初袷

 

 

 

  受講生の俳句

 

   〇怪我癒えて仕事復帰や夏来る                葉子

  〇代々の自慢の新茶手土産に

  ◎夏場所の力士鯛焼き買ふ列に  

   新緑や婚祝ぐ金のラッパ鳴る

 

  〇葉桜の落とす濃き影淡き影                 ゆう子

  〇句座に居て南国の味干しマンゴ

  〇かしましき女五人の初袷

 

   うとうとと母と並んで春の宵                研子

   カーテンのすき間の風や夏隣

   青空に雲一筋や風薫る

 

 

  〇友人の快気嬉しき五月句座                  愛子

   蜜蜂と我も虜や薔薇の香

   手入れよくしても庭奥木下闇

   薫風に花びらの舞ふ門出かな

 

 

  〇集って袷の着付け稽古する                  博

   初めての友達出来し一年生

 

 

  〇つばめ飛ぶ師と再会の講座かな                みや子

   庭手入れ一寸と一服木下闇

  〇蜜蜂の花粉団子は薔薇のもの

 

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