今月はびっくり近況報告から!
中秋の名月のすぐ後ということもあり名月の句を・・・・と思えば、
なんと「おめでた」を詠んだ俳句が!!
思いがけぬ妊娠3ヶ月のご報告を受け、一同幸せな気分になりました。
『小川さん、おめでとうございます💕』
秋は題材も多く、俳句を作るにはうってつけのシーズンです。
自然と繋がる時間を大切にできると楽しいですね!
金蔵院葉子の俳句
チベットの花野や淡く嫋やかに
声明の余韻や高野夕月夜
天地を閉ぢ込めている露の玉
参加者の俳句
●優奈
名月や映えるポーズのいくつかを
敬老の日家族の声の贈り物
ふっくらとふくらむお腹秋の月
●茜
◯夕月夜アクセルまわす農婦かな
◯秋晴れやエゾリスのゐるベンチの端
貸出票はさみ雨月の静けさに
●夢湧子
虫の音の響き脳内マッサージ
◯秋の蝶ひらりとそばを舞いゆきぬ
夕月夜瞑想というひとときを
●春風
狂言と名刹といふ良夜かな
雨雲の去りて十五夜瑞々し
名勝の池に映れる月今宵
●博
黙すれば鈴虫の音の涼しげに
◯名月や眺めるよりも団子好き
雨名月見逃してまた来年に
●紫
背伸びして天を仰げる秋桜
仲秋の唐より続く月の道
金風やうねり揺れてる千枚田
●祐子
◎久闊を叙して名残の夕月夜
◯大夕日熟れて溶けゆく花野かな
◯忍ばせる想ひのどこか夕月夜
●愛子
◯大花野遊ぶ心のよみがへる
夕月夜指切りげんまんしたあの日
◯燃え咲くもくすぶる心曼珠沙華
●みやこ
名月に見守られたる家路かな
◯重陽の節句祝いの用意して
いつの間に赤蜻蛉の季節へと
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