新緑の美しい季節になりました。
五月病じゃないけど、ちょっと気鬱になりがちな頃、俳句に親しむことで、気分転換が容易になります。
また、俳句会メンバーの俳句を読むことで、新たな発見や世界観が広がって、楽しい気分になるのも嬉しいです。
癒されたりリラックスして楽しめる俳句は、やっぱり上質人生において、必要だなと思います。
次回は6月12日
兼題は、梅雨、蝸牛、その他です。
参加者の俳句
金藏院葉子
- 白藤の香をまとひつつ荘に入る
- 白藤の房を揺らせる川の風
- 太郎冠者第一声に風薫る
浅羽博
- ○夏めくやヘソ出しルックそこかしこ
- 炊き立ての筍ご飯さあどうぞ
- 新緑や天岩戸神社神話かな
名定春風
- 三年ぶり野外ライブや夏来る
- トンネルを抜け新緑の山山山
- 芥菜の花咲く丘や雲流る
大空夢湧子
- 薫風や大片付けの始まりぬ
- 風薫る光に向かへと法要を
- 新緑や往生極楽祈る声
大亦祐子
- ○夏めくや垂直跳びの指の跡
- ○愛息の口答へして夏めける
- ○両の手をぐんと伸ばして新樹晴
上田愛子
- ○新緑のジャズフェスティバル ぶら歩き
- ○夏めくや 振り向く君の髪 揺れて
- ○果てしなくある 新緑の草千里
藤木紫
- 小雨降る傘に落ちくる若葉かな
- ○悠揚と隼人の里の鯉のぼり
- 繋り藤山辺の道の淡き彩
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