日中はめちゃくちゃ暑くてバテますが
季節は確かに移ろっていることを、俳句を作ろうと意識すると気づきます。
変化にいち早く気づくことは 時代の変化に敏感になること。
俳句を通して 生き延びる感覚が養われているかもです♪
みんなの俳句を鑑賞することで、 秋の訪れを実感できたのではと思います。
言葉が引き出すイメージの力は大きいですね。
金藏院葉子の俳句
配られし夜食会議の和みゆく
研修の果てて夜食の甘きもの
超一流シェフの手による夜食かな
工事果てこれより虫の音の出番 佐本恵子
庭隅に潜む手強き秋の蚊よ
夕立や草木も我も蘇る
いつの間に部屋の灯りに螽斯 大空夢湧子
◯園庭の風に群れ飛ぶ蜻蛉かな
バス停に着けばいきなり虫時雨
重陽やみな薄味とこぼす父 大亦祐子
◯夜食所望する年頃になりし吾子
皿洗い終へてようやく虫の声
秋の蝉孤独を深む響きかな 名定春風
迷ふ台迷走する予定
虫の音を聞き分け数へ帰る道
◯重陽の句会友みな雅なり 上田愛子
◯好奇心止まぬ八十路の夜学かな
◯途切れたる会話の向かふ虫の声
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