2017年 7月1日(土)萬狂言番外ホロン俳句会
今年も東京、広島など遠方からのご参加を頂き俳句と狂言のフルコースを楽しみました。
また、初めての方も素晴らしい作品を作り今後が楽しみです。
サクランボのおやつも出て、梅雨の晴れ間をたのしみました。
先生の俳句
久々の句座再会の笑み涼し
狂言の会へまからん単帯
叡子
受講生の俳句
友達と連れ立ちて来し夏越しの日
息子へと京の水無月てふ菓子を
雅子
〇梅雨の空夫の機嫌のプロ野球
もろもろの願ひと共に茅の輪かな
木々のなほ生き生きとして梅雨の庭
理子
梅雨晴の別府温泉海地獄
梅雨雲と湯煙いづれここ別府
〇五月晴襲名披露狂言へ
春風
冷房を効かせて欲しや帰国して
水羊羹つるつる入って止まらない
素男
目立ちゐるさくらんぼうの句座なりし
梅雨ながら暴風らしく眠られず
透
刺繡ある初めて買った夏の帯
華映
空梅雨や今日も雨傘持たず出る
〇恋よりも食欲勝るビアホール
亜希子
〇大きめの麦わら帽子かぶりし子
カーテンを開け放ちたり五月晴
研子
羅や今日狂言と俳句会
〇蜻蛉の道案内や別府の湯
葉子
西瓜切る母の手もとに集まる目
誘はれて祇園祭の囃楽し
がっかりす朝の月下美人の鉢
京子
◎ナイターをのどで楽しむ生ビール
かき氷赤青緑舌染めて
辰雄
狂言と句会の間鮓とせん
水無月を楽しむ狂言俳句会
みや子
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