秋が深まってきました。それぞれの領域で何かしら枠組みが新しくなってきているようですね。
ホロンPBIでも、コロナの影響でオンライン化する講座ができて、今まで考えたこともなかった発想が生まれつつあります。
リアルな会場での講座開催も実施していますが、全てオンライン化してしまった講座もありで、様相がどんどん変わっていく途中経過に身を置いているようです。
オンライン形式で講座をやってみて、改めて気づいたことがいくつかあります。
まずは、オンライン形式だと、場所を問わず参加していただけることの良さ。海外の場合は時差の配慮が必要ではありますが、条件が合えばどこからでも安心してご参加頂けます。その意味で、オンライン講座では気軽にご参加頂け、ご参加へのハードルは下がりました。また、個人セッションも、対面と遜色なく実施できることにはびっくりで、オンラインの個人セッションも案外良いなあと思います。
それから、オンライン形式だと、画面を操作するテクニカルサポートスタッフの存在が大きいということも。
リアル開催だと実質的には講師1人でもまかなえますが、オンライン形式だと、講師とは別にテクニカルな役割のスタッフが数人必要な状況があります。その意味で、オンライン形式は、チームワークが大きな影響力を持ち、さらには、スタッフのテクノロジーレベルの差が講座そのものに大きな違いを生んでしまう面もあります。また、チームで進行するため、プログラムのタイムスケジュールは、かなりしっかり組む必要があり、思いつきでどんどん変更していくことは難しいです。
私が会場でよくやるように、その場の状況でバンバン内容を変更していくスタイルには向かず、その分ちょっと不自由さを感じることもなくはないかもしれません。
しかしながら、チームで場を作りあげていく醍醐味は、オンラインの方が実感しやすいようにも思います。
また、参加される方々とのお話も、実際にお会いして起きる場の動きとはまた別の側面で繋がれるのも驚きでした。
オンライン化で今後ますます新たな気付きが生まれると思います。オンライン形式とリアル開催との両面で、それぞれの良さを見極めて来年の講座の予定を組んでいくところです。
なんでもやってみないとわからないことだらけ。還暦すぎて、新たなチャレンジが目白押しです(°▽°)
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